杉錦 菩提酛純米 にごり　 2024BY 1.8L

静岡県藤枝市【杉井酒造】様より

使用米　　：　静岡県産・令和誉富士

精米歩合　： 70%

日本酒度　： +8

酸度　　　：1.5

使用酵母　： 静岡酵母HD-1

火入　：　瓶火入れ

アルコール度　：　14度~15度

■例年は山廃仕込で造っておりましたが今年は「菩提酛」でのにごり酒です。

　静岡らしい菩提酛を造ってみようと思い、米は「令和誉富士」、酵母は「静岡酵母HD-1」
　菩提酛は酵母無添加で作られる事が多いのですが、伝統的な「そやし水」を造る際に酵母添加をされております。

　静岡GIで求められる酒質とは
　・含まれる酸が少なく、淡麗で穏やかな旨味を感じる事ができる綺麗で丸みのある酒質である事。
　・バナナ様を基調とした穏やかな香りである事。
　・柔らかい口当たりとスッと引くキレの余韻が両立し、飲み飽きせず食材の特徴を引き立て続ける食中酒に適した酒である事。

　杉錦さんではバナナ様、柔らかな口当たりとキレ、杉錦らしい厚みと味わいが両立されており素晴らしい酒質に仕上がっております。

■コンセプトとラベルデザイン
　日本の象徴である「逆さ富士」をモチーフに、にごり酒ならではの特徴を活かして作りました。
　富士山頂の雪と沈殿しているにごりをかけています。　このにごりを酒全体へと広げるためには、飲む前にボトルを逆さまにする必要があります。
　ボトルをひっくり返すことで、文字が水面に映る逆さ富士のように正しく読めるという仕掛けを施しました。

　酒を酌み交わす場では、乾杯やお酌といった儀式的な行為があり、酒席に特有の楽しみと期待感が生まれます。
　例えば、乾杯の高揚感や期待感は、酒の場を盛り上げる大人だけの特権です。このにごり酒のラベルには、飲む前に逆さまにして
　にごりを混ぜ、文字を読むという、ひとつの儀式を行う仕掛けを込めました。富士山の雪を広げ、酒に溶け込む瞬間の美しさを感じながら、一口目を迎える体験を楽しんでください。（蔵元コメント）


○辛口のにごり酒ですが、柔らかくスゥーッと喉通りが良いです。
　常温・お燗酒で是非お楽しみください。




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