杉錦 純米本みりん　飛鳥山　500ml

静岡県藤枝市【杉井酒造】様より

飛鳥山（あすかやま）
・名前の由来
　　「飛鳥山」は東京都北区にある江戸時代からの桜の名所で、日本の醸造研究の元祖と
言われている滝野川醸造試験所であり、それにあやかって命名されました。
また、飛鳥山は渋沢栄一の邸宅があった事で有名です。

◎こだわりの製法
　・原料には粳米で造った麹と、もち米、それに米から造った本格焼酎を用い、普通のみりんで
使用される水飴等の醸造用糖類や醸造アルコールは一切使用しておりません。

　「飛鳥山」の特徴はエキス分が44%あり非常に濃厚な甘味とトロミがある事です。
それを実現するために様々なこだわりが詰まっております。

　■原料のもち米に農薬使用量が少ない「特別栽培米」を使用。
　大吟醸に使われるような酒造好適米と同等の値段のお米を使用。

　■通常の本格みりんでは、精米歩合を90%としている処、「飛鳥山」は
精米歩合を80%まで下げています。
　精米歩合を下げた分、作れるみりんは少なくなりますが、お米は精米歩合を下げる事で
不要な雑味をなくし、糖分の含有量が上がります。それが「飛鳥山」のきめ細かい上、濃厚かつ
上品な甘味の一因です。

　■原料の焼酎は醸造アルコールを一切使わず、全て自社製造。
　純米酒粕と米を原料とした醪を蔵で仕立て、出来上がった酒を単式蒸留機で蒸留した本格米焼酎のみを使用。

　■もち米・米麹・焼酎だけで仕込んだ味醂醪は粘性が高く、ヤブタ式自動圧縮機で搾る事が出来ないので、
酒袋と槽（ふね）と呼ばれる圧縮機での手作業の搾りを行なっており吟醸酒と同等の手間をかけております。
それにより「飛鳥山」特有のトロミを実現。

　■もち米の蒸米の冷却に蒸米放冷機を使っておりません。これは精米歩合の低さゆえ米が柔らかくなり
放冷機が使えない為です。そのため江戸時代のように自然放冷した蒸米を仕込タンクに手作業で投入されております。

　■活性炭濾過を行なっていません。
　活性炭濾過はゴム臭、容器臭等のオフフレーバーや不要な雑味を除去する為に利用されますが、一方でそれ以外の香りも
除去してしまいます。「飛鳥山」では原材料や製造工程に注意を払う事で、オフフレーバーや不要な雑味が生じない為、
活性炭濾過を行なっておりません。
それにより自然で奥深い香りを保持することが可能になっています。

　■火入れを行なっておりません。
　糖度が高い為、雑菌が増殖にくく、火入れを行う必要がない為、本来火入れによって失う香りが残っています。
　また、熱によって麹由来の酵素が失活せず、栄養素が豊富です。



　・調味料として
　・デザートワインのように食後酒として
　・スイーツの味付けとして、ブランデーの代わりに
　（バニラアイスクリームにかけると味わいが深まります）
　（カステラにかけるとシフォンケーキのように味わえます）

　飲んでみても非常に上品な甘味とトロミ、味醂のおいしさに感動してください。


　追記
　・飛鳥山ハイボール
　飛鳥山＋炭酸水＋レモンシロップ（少々）　　ちょっと上品な甘みを纏ったハイボールはいかがでしょうか？

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